こんにちは。
ここ最近は涼しくて過ごしやすいですね。
さて、靴修理で使用する機械の中でアウトステッチを縫うためだけの機械があります。
当店では「ランディス」を使用しております。
結構デカいのですが、靴のソールを縫うことしか出来ないのです。
しかも、普通の紳士靴のソールで15ミリ以上の厚さはムリです。
20ミリくらいのソールを縫えるペデルセンは優秀ですね!
片手に収まるスマホなんて電話も写真も音楽もメールも色々出来るのに
ランディスは15ミリまでのソールしか縫えないのです!
ちょっと下の方
ここを開けると
中央に箱みたいなのが見えますか?
ふたを開け
ここに水を入れます。
ここには糸が通っており、水を含んだ糸だと縫っている途中で糸切れしなくて
スムーズに縫えます。
水の量が少ないと糸が切れやすいので、たっぷりと水やりをしてください。
ランディスのカタログによると
「WAX POT」と書いてありますね。
本来はワックスを入れて使用するのでしょうが、水でも大丈夫です。
そして何より上のふたを開けると
カッコいいのです。
うちのランディスは厚さ15ミリまでの靴のソールを縫う事しか出来ません。
でも皆、何かしら取り柄があると思います。
うちのランディスは厚さ15ミリまでの靴のソールを縫う事が出来るんですよ!
凄いでしょ!
しばや
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